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呼吸とは

あなたは普段している呼吸に意識を向けたことはありますか?
この世に生まれてきてから死ぬまでにやむことのない、無意識にしている呼吸。
意識なんて向けたこともなければ、考えたこともないかもしれません。

呼吸というのは1日に21,600回していると言われています。これを生きていく機能として無意識に行っています。
呼吸はただ鼻の穴から吸ったり吐いたりするわけではありません。
呼吸と共に肺が膨らみ肋骨が動きお腹が動きます。

つまり、呼吸は”動作”なのです。

起きている間も寝ている間も常にしている動作、これが呼吸です。

現代では様々なエクササイズやツールで健康維持やダイエットなど行える時代ですが、
そのエクササイズやツールの動作は意識的にするものですよね。

では、無意識にしている呼吸という動作は正しくできているでしょうか?

正しくできていない状態ではせっかくのエクササイズがもったいないですよね。

ここからは呼吸について、少し深堀していきます。

深呼吸をしてみたら?

まずは、手を広げて大きく深呼吸をしてみましょう。

その自分の深呼吸を客観的に見てみます。

たっぷり吸うことを意識しませんでしたか?





それで間違っていないですよ☆
でも、吐く息に意識を向けた人は少ないんではないでしょうか。

深く呼吸をしようと言われると大体は吸う方に意識を向けていきます。

現代人の呼吸

現代人は、パソコンやスマホを眺める時間が長くデスクワーカーも多いです。
意識していても必ずと言っていいほど姿勢は前のめりになってしまします。

この崩れた姿勢では呼吸が浅くなるというのは、なんとなく想像つくのではないでしょうか。

だから頑張って息を吸い込もうとしますよね。

でも呼吸というのは、吸うときより吐く息の時に動作を発揮します。
そして、しっかり吐き出すことにより副交感神経が優位になり自律神経が整い心身ともにリラックスできるのです。

呼吸で何ができるのか?

呼吸とは”動作”ということがわかりました。

その呼吸がなぜ大事で、何に期待できるのか?


まずは、呼吸が止まったことがある人は例外ですが・・・
死ぬまでにきっと一生連続して止まないのが呼吸です。

無意識に1日2万回もしてるのです。
少々ごはんを抜いても人間は生きていくことはできますが、息を何日か止めといてくださいなんて言われたら・・
無理な話ですね!!

その無意識にしているからこそ、その動作を意識的にコントロールして正しくしていくことで
姿勢改善や肩こり改善、自律神経を整えることでの精神的安定を促します。

正しく呼吸をすることで、筋トレやエクササイズのパフォーマンスも上がります。

私のヨガクラスでの生徒さんなんかは、最初と終わった後の呼吸の深さを実感していただいています♪

基本の呼吸

では、その動作”呼吸”はどうやるのか?

まずは無意識に行っている自然呼吸です。
鼻から吸って鼻から吐く自然呼吸です。

普段から口呼吸の人は、鼻で呼吸するのをオススメします。
口で呼吸することで、ウイルスや細菌が直接体内に入りやすくなります。
横隔膜の動きを出すには鼻呼吸になるので、口が開いてしまう方は鼻呼吸を意識してみましょう。


その自然呼吸で、まずは長く吐くことからしてみましょう。
現代人は吐くことが苦手です。

しっかり吐くことで勝手に吐いた分だけ吸おうとするので、吸う息より長く吐いてみましょう。

ヨガのクラスでも同じことをお伝えしています。
吐く息が深まることでアーサナが深まっていくのを体感できるようになります。

小難しいことはありません、しっかり吐くことから初めてみましょう。

エネルギーを整える片鼻呼吸法

ヨガの呼吸でナディショーダナという片鼻呼吸法があります。

これは、自律神経を整え心身の落ち着きを取り戻し集中力を高めてくれます。

誰でも簡単にできるので試しにやってみましょう!!!

・背筋を伸ばし、肩の力を抜いて楽に座ります。

・左手を左ひざの上に置き、手のひらを空に向けて開くか、チン・ムドラ(親指と人差し指が先端で軽く触れる)します。

・右手の人差し指と中指の先を眉間に、薬指と小指を左の鼻孔に、親指を右の鼻孔に当てます。左の鼻の穴は薬指と小指で、右の鼻の穴は親指で開閉することにします。

・親指を右の鼻の穴に押し当て、左の鼻の穴から静かに息を吐き出します。

・今度は左の鼻の穴から息を吸い、薬指と小指で左の鼻の穴をやさしく押さえます。右の親指を右の鼻の穴から離し、右から息を吐きます。

・右の鼻の穴から息を吸い、左の鼻の穴から息を吐きます。

これでナディ・ショダーン・プラナヤマの1ラウンドが終了です。

慣れていきたら吐く息の時に吸った倍の長さで吐いていけるようにします。

行う時間帯としては、基本いつでも大丈夫です。
心身ともに落ち着きたいとき、集中力を高めたいとき、朝の活力アップの時間帯などなど・・・

鼻が詰まっているときは無理に行うことはやめておきましょう。

片鼻呼吸呼吸を繰り返していき、終わった後の自然呼吸に戻った時の呼吸の深さや心地よさを
味わってみてくださいね。

呼吸はヨガの基本

ヨガではアーサナでからだの歪みを整え安定した土台を作り、プラーナ(呼吸)で巡りを良くしてエネルギーの調和をはかります。その快適で安定した状態での調和の先に集中があり、心身ともにリフレッシュされるのです。

おうちでストレッチを行うときも、ぜひ呼吸に意識を向けてやってみてください!!!

呼吸に意識を向けて行うヨガクラス

岡山県倉敷市にあるyoga space CARNAでは、超少人数制で一人ひとりに寄り添ったヨガクラスを提供しています。
しっかりと呼吸に意識を向けて集中を促し、アーサナを深め自分自身と向き合う時間を作ります。

・女性限定
・マット完備
・3名までの超少人数制
・初心者向け

お近くの方はぜひチェックしてみてください☆☆☆☆